ゴルファー155人に「ラウンド中の会話で苦労する理由は何?」とアンケートを取ったところ、会話が弾まない一番の理由は「相手が話さない人だから」(26%)だった。また、会話のテーマが見つからない(19%)、初対面の人だと緊張する(19%)、もともと会話が苦手(18%)という意見も多かった。このような状況だと黙々とプレーしがちだが、そんなときに有効なのがゴルフギャグだと、トーク術の専門家・後田良輔氏はいう。
「緊張しがちなゴルフですが、ちょっとしたギャグを言うだけで相手も和むし、そこから会話が広がることも。また、ゴルフギャグには自らのイライラを解消する効果もあるんですよ」
大手広告代理店で培ったコミュニケーション術を持つ後田氏の意見に、ゴルフイベントのMC経験が1,000回を超えるゴルフ芸能人・黒田カントリークラブも大きく頷く。
「開放的な雰囲気のゴルフ場では、ちょっとしたギャグはアクセントになるんですよ。また、ギャグを知っていれば、例えばパットのライン読みが長い人に『読み過ぎ新聞ですよ』というようにさりげなく注意を促すこともできます」
そこで2人に、ゴルフで使えるギャグをいくつか教えてもらった。しかし、挙げてもらったギャグの数々はちょっと古くない?
「ゴルフギャグの多くはバブルの頃に流行ったもの。その分、50、60歳以上の人には受けがいいんです。ギャグで場を和ませば、その後の会話も弾むはずです」(後田氏)
「そのとおり! あとは、自分のミスを自虐的に発することで、ミスのイライラも緩和できます。ゴルフギャグはメンタル面でも効果ありですよ」(黒カン)
会話のきっかけ作りにもってこいだし、楽しい雰囲気でゴルフができるのはメリットしかない。会話に詰まったらゴルフギャグを試してみよう。
ゴルフギャグは懐かしい芸能人名が最強!
ゴルフギャグといえば、芸能人の名前をもじったものが圧倒的。出てくる芸能人が古い? それは仕方がない。考えたのは昭和の人だから。
トップしてしまったら……
「野口ゴロー」
トップしてボールがコロがっていったらこう叫ぶ。ちなみに本物の野口五郎さんはゴルフが上手でゴロは打たない。