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「万々歳、これ以上ないですね」 渋野日向子が苦しい初日を“ショット・イン・イーグル”締め

渋野日向子は苦しい初日となるも、最後の最後でギャラリーを沸かせた。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2024年8月2日 16時30分

<北海道meijiカップ 初日◇2日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6568ヤード・パー72>

17番までバーディなしの5ボギー。苦しい初日を過ごした渋野日向子が、最終ホールで魅せた。2打目がグリーン右手前のラフにつかまったパー5。残り51ヤードからの3打目が直接カップに沈み、ショット・イン・イーグルを奪取。驚いた表情を浮かべ、それまでこわばっていた顔をほころばせた。

イーグル締めでしぶこに笑顔【写真】

ピン手前も奥も狭く、落としどころをしっかりと定めた。「自分の打ちたい距離をしっかり振るだけだと。それまでパー5の3打目は、ショートが多くてもったいなかった。ラフだからこそしっかり振れたかな」。58度のウェッジでふんわり上げてカラーに落とすと、ラインに乗ってそのままカップに消えた。同組の小祝さくらも「(そのあとに打つのが)やりにくかった…(笑)」と苦笑いしながら称賛した。

そこまでのバーディなしのうっぷんを晴らすような一撃。「(悔しさを)晴らしきれていないですけど、イーグルは万々歳。これ以上ないですね」。3オーバー・83位タイで初日を終えたことには悔いを募らせるが、あすにつながるような好プレーで締めくくった。

フェアウェイキープに苦しみ、ラフからのショットも精彩を欠いた。アプローチで耐える場面も多く見られたが、後半には1メートルほどのパットを外して3連続ボギーも喫した。「全体的にはなにも良くないかな」。これが日本ツアー今季初戦の初日の評価。

カットラインから3打のビハインドで、あすは巻き返しが必須になる。「頑張らないと。パー5でバーディを取りたい。フェアウェイキープができれば、セカンドをもう少し難しく打たなくて済むのでそこかなと。あとは気持ちです」。華麗なスーパーイーグルを逆襲の合図に、あすはバーディラッシュの一日にしたい。(文・笠井あかり)

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