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西郷真央が“急きょ”凱旋帰国を決めたワケ 祝福メッセージは「いままでにない連絡の量」

「シェブロン選手権」でメジャー初優勝を達成した西郷真央が凱旋帰国した。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年5月6日 19時01分

西郷真央が凱旋帰国
西郷真央が凱旋帰国 (撮影:ALBA)

2週間前のメジャー今季初戦「シェブロン選手権」でツアー初優勝を飾った西郷真央が、6日の便で凱旋帰国。成田空港に到着し、出迎えた報道陣の取材に応じた。

【写真】“歓喜の池ダイブ” 西郷真央のメジャーVを改めて振り返ろう

先週は「ブラックデザート選手権」に出場し、4日間を戦って31位で終えた。今週は自由の女神を望むニューヨーク州で行われる「ミズホ・アメリカズオープン」にエントリーしていたが、欠場して一時帰国することを決めた。

米2年目にして、有資格の大会を欠場するのは初めてのこと。一時帰国を決めたのは、先週の予選ラウンドを戦っているときだった。「体の疲労がピークを迎えていた。試合中に計算ミスをしたり、ちゃんと頭が回っていないなって感じがした。来週やるのはちょっと体がしんどかった」。3月末から米国に滞在し、連戦をこなしてきたが、ここで心技体を整えるための休暇を自らに与えた。

「日本ツアーはずっと連戦でもある程度、体も心も大丈夫だった。けれど、アメリカで一試合戦ったあとの体の疲労や、心の疲労はすごく大きい。自分の体が壊れる前に、しっかり休養が必要かなと思った」。米国は時差を伴う移動で、4日間大会がほとんど。とりわけシェブロンでは最終日最終組で優勝争いを演じた。

首位に1打ビハインドで迎えた最終18番で3メートルのスライスラインを決めて、“5つ巴”のプレーオフに入った。その1ホール目、名だたるトップ選手らが次々とパットを外していくなか、西郷が1メートルのウイニングパットを決めて、タイトルを勝ち取った。「プレーオフで、しかもあの人数、1ホール目でっていうのは全然思っていなかった。自分が思っていたとは全然違った。夢に見た以上のものだったかなと思います」と記憶に残る瞬間を振り返る。ツアー初優勝をメジャーで飾るという快挙を達成したが、夢に見たような勝利のあとには、“うれしい疲労感”がずっしりと残った。

その一方で、かなりの数のお祝いの言葉が西郷のもとに届いた。それは優勝から1週間たった先週の試合期間中も、祝福のメッセージは途切れることがなかった。「数えてはいないけれど、ぽんぽんとLINEやメッセージが来た。いままでにない連絡の量でした。反響はすごく大きくて、国内での優勝以上にたくさんの方からお祝いのメッセージをいただいた。試合会場でもいろんな選手から声をかけてもらえた。前向きになる言葉をかけてもらえてうれしい」と喜びをかみしめている。

メジャー連勝がかかる「全米女子オープン」(5月29日開幕、米ウィスコンシン州エリンヒルズGC)から復帰する。リフレッシュをメーンにオフを過ごしながらも、ギアの調整に多くの時間を費やすつもりだ。昨年大会は予選落ちに終わり、「自分の不甲斐なさを一番感じた試合」と振り返る。「スピンコントロールや自分の課題にしているものが全米女子オープンで生かせたら。自分がこの1年間でどれだけ成長したかが出る試合だと思うので頑張りたい」と意気込みながら、まずは自らの身体を労わり、癒していく。(文・笠井あかり)

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